演習 第8問・基礎・役割
問題
過重労働による健康障害防止に関する次の記述のうち、最も不適切なものを一つ選びなさい。
選択肢
- (1) 時間外・休日労働が月45時間を超えると、健康障害リスクが高まるとされている。
- (2) 月100時間を超える時間外労働が認められた場合、労働者本人の申し出がなくても医師の面接指導を実施しなければならない。
- (3) 長時間労働者への面接指導は、衛生委員会等で審議したうえで実施計画を策定する必要がある。
- (4) 過労死の労災認定においては、発症前1か月に100時間または2〜6か月間平均で月80時間を超える時間外労働が目安となる。
正答
正答は (2) です。
解説
一般の労働者については、月80時間超の時間外・休日労働を行い疲労の蓄積が認められる者が申し出た場合に、医師による面接指導が義務となる。月100時間超で申出不要の面接指導が義務となるのは、研究開発業務従事者や高度プロフェッショナル制度適用者など特定の場合であり、通常の労働者に一律に当てはまるわけではない。したがって、「月100時間超なら本人の申出がなくても必ず実施」と一般化する記述が最も不適切。